|
＜ 犬の血統証明書 ＞
血統証明書とは、社団法人ジャパンケネルクラブ（ＪＫＣ）に血統
登録された同一犬種の父母によって生まれた子犬に対して発行
されるもので、人間に例えると「戸籍」のようなものにあたります。
・どのブリーダーさんに育てられてきたのか
・何匹生まれてきたのか 生年月日は？
・男の子なの女の子なの？
・チャンピオン犬はいるのか
・よく訓練された犬の子供なの
純粋犬種は、この血統証明書によって、本犬、両親から祖先まで
すべて同一の犬種であることが証明されなければなりません。
形態や特徴はすべて両親から受け継いだものであり、またその
両親も、それぞれの両親から受け継いできたものなのです。
純粋犬種の繁殖をする際は、優れた犬質の維持向上のため、
生れた子犬が犬種標準により近くなることを目標にして繁殖計画
を立てることが大切です。
良い資質だけでなく、好ましくない資質についても、どの祖先より受け継がれているかを研究するため両親犬だけでなく祖先犬にまで遡り、過去にどのような犬が繁殖に使われていたのかを知る必要があります。 ここで重要な役割を果たすのが血統証明書です。
血統証明書は、その犬の母犬・父犬・両祖父母犬・曽祖父犬の血統や被毛のカラー・種類などというように、血統順にさかのぼって
３世代までの系図が記載されています。交配相手を決める上で必
要な資料となります。
血統証明書の登録申請は、クラブ会員である繁殖者とＪＫＣとの信頼関係に基づいて行われます。子犬の血統証明書が発行される手続きは、まず繁殖者（＝母犬の所有者）が所属クラブを通じてＪＫＣ本会に申請し、ＪＫＣでは申請内容を厳重に審査したうえで、犬籍
原簿に登録し、血統証明書を発行します。
これを人間に例えると「出生届」にあたり、犬籍原簿は永久に管理されます。。 ＪＫＣをはじめとする世界のケネルクラブでは、純粋犬種の血統を管理し、より犬質の高い犬を繁殖するために必要な祖先犬の情報を「血統証明書」という形で提供しています。
|
|
世界的に犬を管理をする団体
この団体はドッグショーなどで用いられ
る犬種グループの分類や世界各国の様
々な団体を管理しています。 日本のJKCをはじめイギリスKC、アメリカAKC、オー
ストラリアANKCを管理しています。 |
